2週間わたしが入院して家を空けている間に、うちの犬が食糞をするようになったことがあります。
うちではわたしと犬が同じ部屋で、犬はゲージの中で寝ています。わたしの入院中、ご飯は母がやってくれましたが、一緒に遊ばせるのは高齢の母にとって危険でもあるので、3日に1度はペットシッターのNさんに来ていただいて、1時間は遊んでもらうようにしました。
でも、やっぱりさみしかったらしいです。
(Nさんと遊んでいるときはすごく楽しい…。でもすぐ帰っちゃう…。お母さんはいるけど遊んでくれないし。お姉ちゃんはどこに行ったの…)
退院して愛犬が食糞する現場を目撃したときはショックでした。
もう大人だし、今までこんなことしなかったのに。
体の具合が悪いのかな。
ストレスがたまってるよね。
ご飯が少なかったのかな。
いろいろと考えました。
母に聞いたら、食糞してるところを2回は見た、というのです。
いやいやいや、それじゃダメでしょう!
うんこの中の大腸菌や細菌類が口の中に戻るのだから犬にとって絶対良くないし、その口でわたしの口をなめてくるのだから、これはすぐやめさせなければ! と思いました。
そこで利用したのがこれです。子犬の噛みグセをやめさせるしつけグッズで、ビターアップルという苦い味のスプレーです。
ビターアップル (Bitter Apple) スプレー 236ml(8oz) –
これを犬がトイレにうんこをしたらすぐにスプレーします。すると、犬はスプレーの臭いだけでこれは食べちゃいけないものだとわかるのか、うんこを避けようとします。その間に素早くうんこを片づけてしまえば、もう安心。うちではこれを2、3回やって、食糞は完全にストップできました。
最近では「うんこしたから早く片づけて」と、犬が教えてくれるようになりました。
食糞にはいろいろな原因があり、対策法もそれぞれ違います。
成犬で、なおかつ高齢犬の認知症が原因ではない場合、一番犬にとって体の負担がなく、簡単な方法で、食糞ストップのしつけができるのでおすすめです。